パーティーの、あの日から、数日後。
僕のスマホに、知らない番号から、一通のメッセージが届いた。
『…あの日の言葉、本当ですか…? ゆり』
そして、僕は心臓が大きく、跳ね上がるのを感じながら、こう返信した。
『もちろん、本当ですよ。今夜、もう一度、会えませんか?』
ホテルにて
ついに、その日の夜、僕たちはホテルの一室にいた。
なんでも、木村先輩には、「会社の飲み会」と、嘘をついてきたらしい。
「…本当に、よかったのかしら。私なんか…」
不安そうな、ゆりさんを、僕は、優しく、ベッドに、導いた。
「大丈夫ですよ。今夜は、俺が、ぜんぶ、教えてあげますから…」
もう、そこに、かつての、冴えない僕の姿はなかった。
そして、僕はみさき部長が、僕にしてくれた、あの、甘くて、激しいレッスンを一つずつ丁寧に、ゆりさんの身体に刻み込んでいった。
舌で、指で、そして、僕の“肉棒”で…。
彼女の、知らなかった性感帯を、次々と、開発していく。
ゆりさんは、最初は、戸惑っていたけれど、すぐに、トロトロになって、僕にを、委ねてくれた。
逆襲の種付けNTR 発覚
そして、僕たちが、何度も、一つになって、汗だくで、シーツに、沈んでいた、その時だった。
…ガチャリ。
突然、部屋のドアが、開いた。
そのとき、そこに立っていたのは、鬼の形相の木村先輩だった。
「てめぇら! やっぱり、ここで、何してやがんだ!」
まずい、と思った。
でも、僕の隣で、ゆりさんが、ゆっくりと、身体を、起こした。
そして、信じられない言葉を、言ったのだ。
「…あなたには、関係ないでしょ?」
「だって、あなたは、この人みたいに、私を、気持ちよくなんて、してくれないじゃない」
さらに、木村先輩が呆然と立ち尽くす。
そして、ゆりさんは、僕の、まだ熱を持ったそれに、ゆっくりと、跨ると、僕の耳元で、こう、囁いた。
「…ねぇ、まこと君…♡」
「あなたの、あったかいの…ぜんぶ、私の中に、ちょうだい…?」
「あの人が、見てる前で…ね…?」
そのあと、僕は悪魔になった。
木村先輩の絶望した顔を、見ながら、僕は、ゆりさんの、一番奥に、僕の、ぜんぶを、注ぎ込んだ。
「あっ…!あっ…!んっ…!♡」
無慈悲にもゆりさんの、嬌声が、部屋に、響き渡る。
そして、ゆりさんは、イきながら、木村先輩に向かって、こう、言い放ったのだ。
「ごめんなさい、あなた…! この子の、ちんぽじゃなきゃ、もう、ダメなの…!」
僕の初めての「逆襲」だった。
逆襲の種付けNTR エピローグ
その後、木村先輩が会社を辞めた。
ゆりさんと離婚したらしい。
そして、僕は、みさき部長の、部長室に、呼ばれた。
部長は、僕を、後ろからぎゅっと抱きしめると、こう言った。
「よく、頑張ったわね、まこと君…♡」
「でも、まだまだ、レッスンは、終わりじゃないわよ…?」
「…今日は、ご褒美に、もっとすごいの、教えてあげる…♡」
僕と部長の、秘密の「特別指導」は、どうやら、まだ始まったばかりのようだ。
(了)
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【女部長の特別指導】


