週末、僕は震える足で、部長のマンションの前に立っていた。
教えてもらった、高級マンションの、最上階。インターホンを押す指が、汗で、滑りそうだった。
「…はい」
聞こえてきたのは、いつもの、凛とした部長の声。
でも、ドアが開いた瞬間、僕の目の前にいたのは、もう、僕の知っている「部長」ではなかった。
ゆったりとした、シルクの部屋着。
下ろされた、濡れた髪。
ほんのりと、上気した、頬…。
そこにいたのは、ただ一人の、美しい「女」だった。
「いらっしゃい、まこと君。さあ、入って…?」
部屋の中は、甘くて、優しい香りがした。
緊張で、喉が、カラカラだった。
女部長の特別指導 部長の部屋で・・・
「さあ、そこに座って…? まずは、あなたの身体のこと、ぜんぶ、教えてもらうわね…♡」
僕は、言われるがまま、ベッドの端に、腰掛けた。
部長は、僕の前に、そっと跪くと、僕のシャツのボタンにゆっくりと手をかけた。
一つ、また一つと、ボタンが外されていく。
僕の、貧相な胸が、あらわになる。
部長の、細くて、綺麗な指が、僕の胸を、そっと、撫でた。
「…っ…!」
ぞわぞわっと、背筋に、電気が走る。
部長の指が、僕の、左の乳首のあたりを、くるくると、円を描くように、撫で始めた。
「あらあら…♡ ここ、可愛いのね…」
部長が、吐息混じりに、そう囁いた瞬間、僕の乳首は、硬い木の実のように、キュッと尖ってしまった。
「ふふっ…正直な、身体ね…♡」
そこからが、本当の「レッスン」の始まりだった。
女部長の特別指導 部長の特別レッスン
部長は、僕の身体を、まるで、宝の地図を読み解くみたいに、優しく、でも、的確に、探検していく。
僕自身も知らなかった、感じやすい場所が、次々と、部長の指先で、見つけ出されていく。
僕が、恥ずかしさで、どうにかなってしまいそうだった、その時。
部長は、僕の、まだ履いたままだった、ズボンのチャックに、そっと、手をかけた。
「次は…ここの、レッスンよ…♡」
抵抗なんて、できなかった。
僕の、まだ誰も知らない“アイスキャンディ”が、薄暗い部屋の光の中に、晒される。
部長は、それを、愛おしそうに、両手で、そっと包み込むと、まるで、祈るみたいに、顔を、近づけてきた。
そして、
「…んっ…♡」
僕の全部が、部長の熱くて、濡れた口の中に、ゆっくりと飲み込まれていった。
「あ…あっ…!」
声にならない声が、漏れる。
初めての、感覚だった。
部長の、魔法みたいな舌が、僕の肉棒を優しく、でもねっとりと味わっていく。
もう、だめだ、と思った。
頭の中が、真っ白になって、熱いのが、お腹の奥から、こみ上げてくる。
「だ、だめ…ぶちょう…! い、イっちゃ…!」
その瞬間、部長は、僕の、はち切れそうなそれを、解放した。
放出の瞬間
そして、僕の、涙で潤んだ目を、じっと見つめて、こう言った。
「大丈夫よ…♡」
そして、もう一度、僕のそそり立ったモノを口の中に、含んだ。
もう、僕に、我慢は、できなかった。
内からあふれでる波に、僕の肉体は呑まれた。
熱くて、白いものを憧れの部長の口の中に、ぜんぶ、溢れ出していく。
僕は、初めての快感に、子供みたいに、声を上げて、泣いていた。
部長は、僕の、全部を、ごくりと飲み込むと、僕の頬を優しく、撫でてくれた。
「よく、頑張ったわね…♡ でもね、まこと君…」
そう言って、部長は、僕の上に、ゆっくりと、跨ってきた。
「本当の気持ちよさは、これから、よ…♡」
そして、僕の、まだ熱を持ったそれを、彼女の熱くて、濡れた“赤い傷口”が、ゆっくりと、飲み込んでいく…。
(第二章・了)