僕の、まだ熱を持ったそれを、彼女の熱くて、濡れた赤い傷が、ゆっくりと、飲み込んでいく…。
そして、部長による初めてのSEXレッスンが始まった。
「…んっ…!」
息が、漏れた。
僕のじゃない。部長の甘くて切ない声だった。
「…すごい…まこと君の…おっきくて、あったかい…♡」
そこで、僕の全部が部長の一番奥まで届いたのがわかった。
初めて、感じる、感覚だった。
きゅーって、締め付けられて、あったかくて、ぬるぬるで…。
それから、僕のすべてが部長のすべてに、包まれてる…。
これが…「SEX」…。
僕は、ただ、動くこともできずに、僕の上で小さく喘いでいる部長の美しい顔を見つめていた。
いつもはキリッとしているその瞳が、熱っぽくとろとろに、潤んでいる。
頬は上気して桜色に染まっている。
「…どう、かしら…? 気持ち、いい…?」
部長が、僕の耳元で、囁いた。
僕はただ、こくこくと頷くことしかできなかった。
「ふふっ…正直な、子ね…♡」
腰を動かし始める部長
そう言うと、部長は、ゆっくりと、腰を、動かし始めた。
「…んっ…!んぅっ…!♡」
そして、僕の中で部長の一番奥が僕の一番硬いところを、ぐりぐりって擦り上げてくる。
だめだ、気持ちよすぎる。
頭の中が、真っ白になって、さっき、イったばかりなのに、また、熱いのがこみ上げてきそうだ。
「ま、まだ、だめよ…♡」
そうして、部長は僕の考えていることなんて、お見通しみたいだった。
僕が、イきそうになると、動きを、ぴたって、止める。
そして、僕のモノが、きゅーってなっている、その根本を、指で優しくなぞってくる。
「あふっ…!」
「ふふっ…♡ ここも、気持ちいいのね…?」
もう、だめだ。
僕は完全に、部長のおもちゃだった。
それから、快感の天国と地獄を何度も何度も、行ったり来たりさせられる。
どれくらいの時間が、経っただろう。
僕の身体は、もう、限界だった。
ついに絶頂へ
「ぶ、部長…! もう、だめです…! イっちゃいます…!」
僕が、涙目で、そう懇願すると、部長は、初めて、僕の目を見て、にっこりと、微笑んだ。
「いいわよ、まこと君…♡」
「一緒に、イきましょう…?」
そして、部長は、今までで、一番、深く、そして、早く、腰を、突き上げ始めた。
「あっ…!あっ…!んっ…!♡」
そのあと、僕と部長の喘ぎ声が一つになる。
もう、どっちが、どっちの声なのか、わからない。
「いくっ…! イっちゃう、まこと君っ…!」
そうして、部長の淫肉がキュウキュウと、僕のぜんぶを締め付けてくる。
だめだ、もう、我慢できない。
「うあああああああああっ!」
いよいよ、僕の全部が部長の一番奥に熱く注ぎ込まれていく。
それと、ほとんど、同時に、部長の身体が、僕の上で、びくんっ、びくんっ、て、大きく、痙攣した。
「…はぁ…はぁ…♡」
僕たちは、汗で、ぐっしょりと濡れたまま、しばらく、ただ、抱き合っていた。
これが、僕の初めての夜。初めての女性。
僕の憧れの美人な部長だった。
(第3章 初めてのSEXレッスン・了)
【女部長の特別指導】


